写真屋さんが化粧品をつくる。

いやー、あの時はびっくりしましたね。
だって写真のネガフィルムを製造していた富士フィルムがですよ、化粧品を販売しだしたんですから。

富士フィルムよ、おまえもかって。

それよりも少し前、味の素が得意のアミノ酸を使用したジーノを、大塚製薬がインナーシグナルを発売。
化粧品の異業種参入が続いていた時期だったのです。

でもね、味の素や大塚製薬はまだわかる。
サントリーだってそんなに驚きません。

富士フィルムですよ。
異業種もいいところ。
全然関係なさそうですもん。

だから同時はみんな思ったに違いない。
「富士フィルムの化粧品なんて、効果あるの?」と。

ネガフィルムの製造技術を応用した、ナノ化コラーゲンを用いた化粧品、と聞いた時には、まぁ、納得。
確かに、写真屋さんならではの技術を持っているに違いないと思いました。

それでも市場に定着するまで数年はかかったんじゃないかな?
まず、エンドユーザーが富士フィルムの化粧品というものを受け入れるのに時間がかかったわけですよ。

販路も通販限定でしたし。


意外性が話題だった。

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